朝、家を出たときはまだ大丈夫。
ところが駅まで歩いているうちに、じわじわ汗が出てくる。
電車に乗ったころには背中が汗でびっしょり。
会社に着いたときには、シャツが肌に張りついている。
「夏だから仕方ない」と思っていても、毎日のことになると、けっこうつらいものです。
特に困るのが、
- 通勤途中の暑さを少しでも和らげたい
- 汗でシャツがべたつくのを何とかしたい
- 会社に着いたときに、汗だくの状態から早くリセットしたい
という悩みではないでしょうか。
そこで今回は、夏の通勤を「家を出る前」「移動中」「会社に着いた後」の3段階に分けて、それぞれ違う役割を持つ商品を選びました。
今回紹介するのは、
- 衣類用冷感スプレー
- 小型扇風機
- 冷感ボディシート
の3つです。
ポイントは、3つを全部使わなければいけない、という話ではありません。
自分が一番困っている場面に合うものを選ぶこ
とです。
1.家を出る前――衣類用冷感スプレー
最初に紹介するのは、小林製薬「熱中対策 シャツクール 冷感ストロング」です。
これは肌に直接使う商品ではなく、シャツなどの衣類にスプレーして使うタイプ。
メーカーによると、冷感成分のl-メントールが汗をかいたときにひんやり感を与え、60分間の通勤・通学時の冷感をうたっています。
100mLと大容量280mL、つめ替え用250mLがあります。
こんな人に向いています
- 家を出る前に暑さ対策をしておきたい人
- シャツやTシャツの汗による不快感を少しでも減らしたい人
- 通勤開始直後から暑さを感じやすい人
- 肌に直接冷却スプレーを使うのが苦手な人
特に「駅まで歩くだけで汗だくになる」という人には、出発前にできる対策という点が使いやすいところです。
一方で、冷感の感じ方には個人差があります。
また、これは衣類用なので、肌に直接使うものではありません。
衣類から10cm以上離してスプレーする必要があり、革、毛皮、人工皮革、和装品などには使用を避けるようメーカーが案内しています。
エタノールを含むため、火気の近くでの使用にも注意が必要です。
つまり、
「スプレーすれば汗をかかなくなる」
という商品ではありません。
あくまで、汗をかいたときの「暑い・べたつく」という不快感を、冷感によって和らげるための商品と考えたほうがよいでしょう。
商品仕様
- 商品名:熱中対策 シャツクール 冷感ストロング
- 容量:100mL/280mL
- 主成分:エタノール、l-メントール、香料
- 用途:衣類の暑さ対策
- 肌への直接使用:不可
2.移動中――小型扇風機
衣類用スプレーは「出発前」の対策です。
でも、駅まで歩いている途中や、電車を待っているときに暑くなったらどうするか。
そこで役立つのが小型扇風機です。
今回取り上げるのは、Dyson HushJet™ Mini Coolファン(PF01 CS)。
手で持って使えるだけでなく、ネックストラップを使ったウェアラブルファン、充電スタンドを使ったデスクファンとしても使える1台3役の製品です。
風量は5段階に加えてブーストモードを搭載。
本体は高さ180mm、幅38mm、奥行き38mm、重量212g。
USB-Cで充電でき、メーカー公表では1回の充電で最大6時間使用できます。
こんな人に向いています
- 駅まで歩く時間が長い人
- 電車を待っている時間が暑い人
- 外出先でも自分の周囲に風を送りたい人
- 手持ちだけでなく、首から下げて使いたい人
- 会社でもデスクファンとして使いたい人
小型扇風機の良さは、「暑くなったその場で風を送れる」こと。
衣類用スプレーのように、あらかじめ準備しておく対策とは違います。
その場の暑さに対して、自分で風を作れるのが強みです。
ただし、弱点もあります。
まず、212gあるので、「とにかく軽いものがいい」という人には重く感じる可能性があります。
また、最大運転音はメーカー仕様で71.4dBA。
静かな場所で使う場合には、風量だけでなく音も気にしたほうがよいでしょう。
さらに、メーカー公式サイトでは現在、在庫切れ表示となっているため、購入時には在庫状況の確認が必要です。
そして忘れてはいけないのが、小型扇風機は汗そのものを止めるものではないということ。
あくまで風を当てて涼しさを得るための道具です。
商品仕様
- 商品名:Dyson HushJet™ Mini Coolファン
- 型番:PF01 CS(カーネリアン/スカイ)
- 本体質量:212g
- サイズ:高さ180mm × 幅38mm × 奥行き38mm
- 風量:5段階+ブーストモード
- バッテリー:最大6時間
- 充電:USB-C
- 使用方法:ハンディ/ウェアラブル/デスク
【https://www.dyson.co.jp/air-treatment/portable-fans/hushjet-mini-cool/carnelian-sky】
3.会社に着いた後――冷感ボディシート
最後は、会社に着いた後のリセット用です。
今回紹介するのは、花王「ビオレ 冷シート 無香性 20枚」。
これは汗をかいた肌を拭くためのボディシートです。
メーカーによると、冷却ウォーターを含んだ厚手の大判シートで、メントールを配合。
1枚で全身を拭けるタイプで、汗や皮脂汚れを拭き取ることができます。
サイズは230×200mm、20枚入りです。
こんな人に向いています
- 会社に着いたときの汗やべたつきが気になる人
- 出勤後に顔や首、腕などをさっぱりさせたい人
- 汗のニオイや皮脂汚れを拭き取りたい人
- 香りの強い商品が苦手な人
特に「会社に着いたときが一番つらい」という人に向いています。
家を出る前にスプレーを使い、移動中に小型扇風機を使っても、会社に着けば汗をかいていることがあります。
そこで最後に、汗をかいた肌そのものを拭き取る。
この役割分担が、この3商品のポイントです。
ただし、こちらも万能ではありません。
メントール配合なので、強い清涼感が苦手な人には向かない可能性があります。
また、目に入った場合は洗い流す必要があります。
シートは水に溶けないため、トイレには流せません。
そして、冷感によって「涼しい」と感じることと、体そのものの温度を安全に下げることは同じではありません。
暑さが厳しい日は、シートだけで無理をせず、涼しい場所で休む、水分を補給するなどの対策も必要です。
商品仕様
- 商品名:ビオレ 冷シート 無香性
- 容量:20枚
- シートサイズ:230×200mm
- 香り:無香性
- 成分:水、エタノール、メントール、ヒアルロン酸Naなど
- 原産地:日本
3つを全部そろえる必要はありません
今回紹介した3商品は、似たような「冷感グッズ」ではありません。
役割が違います。
家を出る前
衣類用冷感スプレー
→ シャツに冷感対策をしておく
↓
移動中
小型扇風機
→ 暑くなったその場で風を送る
↓
会社に着いた後
冷感ボディシート
→ 汗やべたつきを拭いてリセットする
という使い分けです。
だから、全部買う必要はありません。
たとえば、
「家を出てすぐ汗だくになる」
なら衣類用冷感スプレー。
「駅まで歩く時間や電車を待つ時間がつらい」
なら小型扇風機。
「会社に着いたときの汗とべたつきが一番嫌だ」
なら冷感ボディシート。
こんなふうに、自分が一番困っている場面から選んでみるとよいでしょう。
夏の通勤は、暑さそのものをなくすことはできません。
だからこそ、
「いつ、どこで、何がつらいのか」
を考えて、対策を分けてみる。
それだけでも、毎日の通勤は少しラクになるかもしれません。
※本記事の商品情報・仕様はメーカー公式情報をもとにしています。価格・在庫・販売状況は変わる場合があります。また、商品の使用感には個人差があります。
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